古美術のなかの神さま、仏さま、そして人の姿に注目する絵画の入門展です。やまと絵に描かれた高貴な人々、仏画や垂迹画(すいじゃくが)に表された神仏、禅宗に関係した人々を中心に愛好された仏教や道教にまつわる人物を描いた道釈画(どうしゃくが)などをとりあげます。

「この人は誰?」「このポーズの意味は?」「何をしているところ?」――神仏と人物が表されるときの約束事や背景にあるストーリーを紐解きながら、やさしくご紹介します。